第2回PST専門家向けワークショップ

(ワークショップは終了いたしました。)

◆日 時:
2011年1月30日(日)13:00〜17:00
◆会 場:
慶應義塾大学看護医療学部孝養舎2F
(地図中21番の校舎です。)
◆定 員:
20名程度
◆対象者:
医療従事者・心理学関係の専門家・大学院生
◆受講料:
10,000円(税込)
◆概 要:
問題解決療法(Problem-solving Therapy: PST)は、うつ病、不安障害などさまざまな障害に対して用いられる認知行動療法の一つです。SOLVEプロジェクト では、欧米での問題解決療法を基本としながらも、日本人の患者の特性を考慮して日本人のがん患者やうつ病患者への適応を念頭においた問題解決療法プログラムを開発しました。このプログラムは、がん患者やうつ病患者だけでなくその家族や医療のさまざまな場面に応用できる可能性があります。
今回のワークショップでは、われわれのグループで行っている問題解決療法プログラムを紹介し、特に実施上難しいとされるポイントについて事例検討のグループワークを行いながら、実際の臨床で実施する際の「コツ」を学ぶことのできる場としたいと考えています。
このワークショップの目標は、1)問題解決療法の理論的背景を理解できる;2)復職支援(うつ病)・がん医療での問題解決療法の実践を理解する;3)問題の定式化とSMARTな目標設定のやり方を理解する、の3つです。
◆内 容:
(1)問題解決療法とは?理論編
(2)事例検討グループワーク(うつ病とがん患者の事例)
(3)質疑応答
◆講師陣:
平井 啓(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)
朴 順禮(慶應義塾大学看護医療学部)